昭和28年(1953)「国鉄OB同志会」として、現在の日本鉄道OB会が創立されました。この間、国鉄改革もありJR発足18年を経過した平成17年4月には、「中央本部と地方本部の直結体制」から、JR各社に対応するブロック別OB会が組織され、全国組織は、緩やかな「連合会方式」が採用され現在に至っています。
会員数は、昭和63年度の224,000人をピークに国鉄改革の影響もあり年々減少しています。
このためOB会では会員規模の維持拡大を図るため、レクリエーシヨン活動や社会貢献活動などOB会の魅力向上に努めています。具体的には、会員の皆様の願望でもある「健康」「生き甲斐」「友人」の実現のためインストラクター制度を導入しました。
現在、約1,000名の方々が233種目にわたりインストラクターとして活躍中です。
また、国鉄改革から36年が経過し、この改革を支えてきたJRの団塊の世代が、JRを退職することになります。JRも一気に若返りますが、ここでJRと地域社会との架け橋の一端を担うのもOB会の役割の一つかと思います。
現在、具体的に取り組んでいることは、ハイキング道路の整備、地域の祭りへの協力、文化展、学童の誘導、健康づくりの指導、観光案内、森林づくり、保護司更生活動、天然記念物保護活動、介護施設の訪問等です。
これらをとおし地域や地元との絆を強めJRとの結びつきの役割と果たすことも大切な取組みです。
スポーツ、旅行、趣味の会等のインストラクター塾への参加、地域社会との共生への取組み、その他、JRの駅の美化清掃及び事故防止協力等さまざまな活動を通じ、自己実現を図る中で多くの会員との絆が生まれ、それらが会員個人の願望である生き甲斐につながることと思います。
これらの取組みの中でJR、JRグループ会社及び地域社会への貢献を目指していきます。
所在地・規模
設立 | 昭和28年5月 |
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名称 | 日本鉄道OB会連合会 |
所在地 | 〒100-0005 東京都千代田区丸ノ内1-9-1 TEL 03-3211-2925 / Fax 03-3214-4212 |
会員数 | 約70,000名 |
目的 |
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